オフィスのデスクより、
このブログを読んでくださっている方は、おそらく住宅購入を検討している方が多いと思うのですが、あなたは、どのように家探しを始めていますか?
多くの方は、自分が住んでいるエリアや希望のエリアの物件をネットで探し、気になる物件があれば問い合わせをしていくという流れというパターンが多いように感じます。
実際にプロのエージェントの立場から、どのように家探しをしていくことが、失敗の可能性が低くなるかを説明していきたいと思います。
多くの人が賃貸のように探している
住宅を購入するということは、大きな金額の取引となり、その成否はその後の人生に非常に大きな影響を与えます。よい住宅購入が出来れば、暮らしの豊かさに貢献してくれますが、世の中には失敗して苦労している人も多くいます。
その原因の一つに、「正しい住宅購入のプロセスを踏んでいない」ということが挙げられます。
まずポータルサイトなんかで物件を探して、なんとなく価格などを把握していきます。この価格だと月々の返済はいくらいくらいで、今の家賃と比べると安いとか高いとか考えて、これなら買えそうかな・・・なんて考えます。
この探し方は、賃貸を借りるときの探し方と同じです。賃貸は失敗しても最悪引っ越せば良いですが、購入するということになると、そうはいきません。
住宅購入の正しい情報と知識を理解する
住宅を購入する場合は、賃貸と同じような感じで探していると、成功するどころか失敗する可能性が高くなってしまいます。初めて住宅を購入する方からしてみたら、いくら物件情報を見ていたところで、
- どういう基準で物件を選んだら良いのか
- 何から始めたら良いのか
- デメリットは何か
- そもそも自分はいくらの物件が購入できるか
など、これらのことを判断することは難しいと思います。しかしこれらのポイントを抑えておくことは、家を購入するプロセスで非常に重要な部分です。この部分を飛ばしていきなり物件の問い合わせをしてしまうのは、これらのポイントを飛ばしてしまいかねないのです。
物件探しよりも先にしておくこと
物件探しの前にやっておきたいポイントは2つ。一つは、いくらの物件なら無理なく支払っていけるかをライフプランニングなどを通して予算を把握すること。そうすることによって、探す物件も絞られてきます。
もう一つは、家探しのパートナーとなる不動産仲介業者や担当者を探すこと。不動産取引にはリスクが伴うものなので、担当者の業務能力や知識は、住宅購入の成否に関わってきます。
逆にこの2つのポイントを抑えておけば、住宅購入で失敗してしまう可能性は非常に低くなると思います。あなたもこれから住宅を探し始めるところなら、ぜひ初めにこの2つのポイントを抑えておくようにしましょう。
宮田明典
P.S
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