オフィスのデスクより、
この時期になると売物件も増えてくるため、どうしても物件に意識が行きがちです。
多くの人が自分の希望に合う物件を探しています。
「いい物件」は豊かな暮らしに必要ですが、それだけで十分ではありません。
今回は豊かな暮らしを実現するための、もう一つ大事なことをお伝えします。
「家」を買うこととは?
「家を買うこととは、○○を買うことである」。
これは僕がよく言う格言なのですが、あなたはこの○○に入る言葉が分かりますか?
答えは、住宅ローンです。
「家」を買うことは「住宅ローン」を買っていることと同義語なんです。
「いい物件」に潜む落とし穴
ここで話を戻しますが、「いい物件が見つかればいい」と考える方が非常に多く、ここに落とし穴があります。
国土交通省が毎年住宅購入者向けに行っているアンケートで、住宅ローンが原因で家計が苦しくなっていると答える家庭の割合が、およそ6~7割に達しているのをご存知でしょうか?
その内の1割は、「生活も切り詰めなければやっていけないほど苦しい」と答えているのです。
皆がそれぞれ、自分なりに「いい物件」を購入しているはずです。
しかし、アンケートの結果だけをみると、「いい物件」さえあれば、豊かな暮らしが実現できるわけではないことが分かります。
必要なのは「お金の戦略」
豊かな暮らしのために必要なのは、「いい物件」だけではありません。
いくら「いい物件」が購入できたところで、住宅ローンの支払いが苦しければ、それは豊かな暮らしではありません。
「いい物件」と「無理のない資金計画」があって初めて豊かな暮らしを実現できるのではないでしょうか?
「家を買うことは、住宅ローンを買うこと」と考えると、必然的にお金についても考えるようになります。
無理なく支払える予算はいくらか?
返済の計画をどうするか?
金利も含めた本当の家の価格は?
失敗しない住宅購入は、「いい物件」だけではないことを是非覚えておいてくださいね。
宮田明典
P.S
当社では、「いい物件」の探し方だけでなく、「お金の戦略」の立て方、考え方もお伝えするセミナーを開催しています。
あなたも是非ご参加ください。きっとお役に立つ情報が得られると思います。
https://www.style-innovation.com/houseclouver-study