先日、あるニュースを見かけ、とうとう来たか?と思ったものがあります。
あなたは「柳橋」駅の存在をご存知でしょうか?
地下鉄東山線において「名古屋」駅の次は「伏見」駅ですが、実はこの真ん中に件の「柳橋」駅というものがひっそりと存在しているのです。
その存在は知っている人は知っているのですが、すでに駅のプラットフォームは出来ていて、後は地上につなげるだけという状態になっていたのです。
冒頭のニュースというのは、名古屋市のリニア開通に合わせて、その盛り上がりを柳橋エリアにも広げたいと考える名古屋市と、地下鉄を管理する交通局とで詰めの話し合いの場がもたれたというものです。(テレビで見たものなので、少し言葉とか違っているところがあるかもしれません)
再開発進む「伏見」エリアの目玉に
ここ最近は、名駅よりも伏見エリアの方が再開発が活発化しています。
20192棟のタワーマンションが出来たのはその象徴ではないでしょうか?
そして、どのタイミングで「柳橋」駅が出来るのだろうと思っていました。
ようやくこのタイミングで、という感じがします。
実現には課題も
そんな夢のような新駅の構想ですが、課題ももちろんあります。
地上の予定地となるのが、柳橋市場があるエリアで、土地確保に課題があります。20172019
その他、多額の建設費用も必要になるとのことです。
とはいっても名駅の西側よりは、何となく難易度が落ちそうに感じるのは僕だけでしょうか。
空前の名古屋のチャンス
河村市長は、この件について「空前の名古屋のチャンス」だと答えました。
また「ちゃんと投資せんと」と述べ、非常に前向きな発言をしています。
2027年にリニアの完成を控え、より元気になっていく名古屋市。
色んなタイミングが重なることから、チャンスと考えているのでしょう。
今も営業の現場で、これからの名古屋の市況はどうなるかと良く聞かれますが、正直なところ今の名古屋には下がる要素が非常に少ないのが現状です。
東京のように上がり過ぎてしまうのは、問題ですが、健全で経済も合わせて盛り上がるような街づくりを期待したいものですね。
宮田明典