自宅のデスクより、
本日、新しいiPhoneが届きました。発売日です。なにもAPPLEやiPhoneの熱狂的なファンというわけでもありません。しかし今年の夏に誤って水没させてしまってから、ずっと奥さんのお古のiPhoneにお世話になっていました。
もともと64GBで契約していたものが、急に16GBになったので、僕の携帯は常に容量足らずでもの凄くストレスでした。ただあと2か月も待てば新しいiPhoneが出るのが予測されていたので、とりあえずしばらく買い替えずにお古を使っていました。
そしてようやく、今日新しいiPhoneに晴れて変更になりました。これで容量を気にせずに写真が撮れる。容量を気にせずにアプリのアップロードが出来る(アップロードにも容量って使うんです)。
よ・う・や・くです。
そして新しいiPhoneはまだあまり使いこなしてはいませんが、ようやく防水がついたのでもう水没とはおさらばです。
しばらくは新しい携帯に心が躍ることでしょう。あなたもこういう経験はあると思います。しかし、使ってくうちにその目新しさは平常のものとなり、愛着はもつものの普通に使われていきます。
この愛着というのが今日のテーマです。
目新しさはなれますが、愛着はやはり使いやすさとか利便性によるところが大きいですよね。これって実は色んな事に通じますよね。もちろん住宅にも、です。
どんな新築であれ、中古であれ、最初や見た目の違いはあるものの、住めば都ですし、住んでしまえば中古です。新築は一瞬、暮らしは一生です。
よく日本人は新築とか新しいものが好きな人種と言われます。逆に欧米人は古き良きものに価値を見出します。
日本ではまったく同じ条件の物件であれば、新築のほうが価格は高いのですが、実は欧米では古いもののほうが高い値段が付いていたりします。欧米人は寿命という発想はあまりなく、長く、そして手入れの良く行き届いたものに価値を感じます。
価値観の違いといえばそれまでかもしれませんが、どこに重きを置くのかが違うのかもしれないですね。
日本の住宅市場では新築至上主義でしたが、最近では徐々に中古住宅の流通量が増えてきています。変わり続けていく世の中で、これまでも人の価値観は時代とともに変わってきました。もしかしたら日本にもそういった価値観に徐々に変わっていくかもしれないですね。
宮田明典
P.S
といいつつ、僕も結局中古のiPhoneでは無く、新品のものを買いました。消耗品は新しい方がいいですよね。