オフィスのデスクより、
トランプ大統領就任の20日まであと僅かとなりました。
よくよく考えてみたらまだ大統領に就任していないのにこの影響力。
アメリカの大統領というのは、いつも注目され大きな影響力を与えてきましたが、トランプ大統領は良くも悪くも色んなところに影響を与えそうです。
この日本でもすでに色んな影響が出始めています。
株価などはその最たるものでしょう。
円も年末に向けて一気に円安に振れました。
年末海外旅行だった方にとっては災難ですが。
またトランプ大統領の取ろうとしている減税や公共工事への投資は一般的にインフレ政策と呼ばれていて、それを予測してかアメリカでは長期金利が上昇し、それが世界中に波及しています。
日本も例外なく金利が上がってきており、12月も上昇しました。
12月のフラット35金利はこちら。
それでは、2017年1月の金利はどうなったのか見てみましょう。
フラット35の1月金利は以下の通り()内は前月比
返済期間 21年以上35年以下
融資率9割以下 金利1.12%~(+0.02%)
融資率9割超 金利1.56%~(+0.02%)
返済期間 20年以下
融資率9割以下 金利1.02%~(-0.01%)
融資率9割超 金利1.46%~(-0.01%)
とんとんのような内容ですが、12月からの推移を見ていると上昇基調のような気配があります。
本音はあまり上がって欲しくはないのですが。
実際に就任して色んな方針が見えてこないとはっきりしてこない部分もありますが、はっきりするにはもう少し時間がかかるかもしれません。
住宅業界は3月までが例年ピークを迎える時期でもあります。
もう少し上がらずに持ちこたえてほしいものですね。
宮田明典