住宅ローン

【フラット35】自己資金が出せる人に有利な条件が

2019年7月30日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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オフィスのデスクより、

最近、フラット35に特別プランが登場しました。

その特別プランというのが、自己資金が多く出せる人に対して特別な金利を用意するというものです。

自己資金とは、物件価格と諸費用を合わせた総額のうち、手持ち金として出すお金のことで、割合によって金利が変わります。

例えば、2019年7月のフラット35の金利は、一般団信付きで1.180%です。

ここ最近のトランプさんのおかげ(?)で随分下がりました。

ここから自己資金の割合によってさらに引き下げがあります。(※ARUHIの場合)

例えば、自己資金を全体の1割以上2割未満の方は、引き下げ後が1.130%になります。

同じく自己資金の割合が2割以上3割未満の方は、引き下げ後が1.08%になります。

そして自己資金3割以上の方は、引き下げ後が1.03%になります。

物件によっては適用できるフラット35sに対応して物件であれば、当初5年間はさらに0.25%下がります。

昔は、銀行の住宅ローンよりも格下なイメージがあったフラット35ですが、最近のフラット35を見ていると、場合によっては銀行の住宅ローンよりも優れていると感じるくらいの内容になってきました。

もしあなたも長期間固定金利を検討していて、自己資金が多く出せそうなのであれば、ぜひフラット35も検討してみて下さい。

宮田明典

P.S

今回はARUHIを例に挙げましたが、取り扱いがある金融機関とそうでないところがあります。

また窓口金融機関によって内容も変わるので、ぜひ色々探してみてください。

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