宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。 また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。 相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。 多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。 ▶︎▶︎ このエージェントに相談する ◀︎◀︎

時事・知識・マインド

2020/10/18

物件探しのおすすめは、どの不動産情報サイト?

自宅の書斎より、 物件を探すとき、あなたはどの不動産情報サイト(ポータルサイト)を利用していますか? SUUMOやHOMES(LIFUL)、アットホームにYahoo不動産などのサイトを全部見るのも結構な作業量になります。 このサイトには載っているのに、あのサイトには載っていないというこもあり、物件を探すのも楽ではありません。 そこで今回は、最低限これを見ておけば大丈夫というサイトを教えます。 物件量が一番多いのはアットホーム よくセミナーなどに参加されたお客様にお伝えするのは、物件数が一番多いサイトは「ア ...

時事・知識・マインド

2020/10/14

24時間換気システムって?

オフィスのデスクより、 あなたは写真にあるようなものを見たことがありますか? 比較的新しいマンションや戸建てを見に行くと付いています。 実際の内覧の時に、「これ何だろう?」と怪訝そうな顔をして見ている人もたまにいます。 今回はこの「24時間換気システム」の機能や取りつけられている理由などをご説明します。 24時間換気システムって? 冒頭の写真は、「24時間換気システム」と呼ばれるもので、2003年以降の住宅には必ずつけられるようになったものです。 ちょうど私が不動産をやり始めたころに出来た制度です。 従来 ...

ライフプラン

2020/10/12

共働き世帯が住宅ローンを組むときに気を付けたいこと

オフィスのデスクより、 独立行政法人「労働政策研究所」のデータによると、1980年ころには約600万世帯だった共働き世帯は2018年には、倍にあたる1,200万世帯に増えました。そして、約1,100万世帯だった専業主婦世帯は2018年には約半分にあたる600万世帯に激減しました。 将来のデータはこちらから ⇒ 独立行政法人「労働政策研究所」専業主婦世帯と共働き世帯 私の家庭も共働き世帯です。ちなみに実は家内も同業者です。同じ会社ではありません。職種は営業ではなく経理なのでそこまで業界に詳しいわけではありま ...

時事・知識・マインド

2020/10/11

検討し始めてから実際に家を購入するまでの期間は、どれくらい?

オフィスのデスクより、 物件を購入することは、賃貸で部屋を借りて住むのとは違い、やることの量や質、タイムスケジュールなどが大きく変わります。 何となく賃貸の延長上で購入をお考えの方も、たまにいらっしゃって、実際に経験をしてその違いに驚かれる方も少なくありません。 ここでは購入までにどれくらい平均でかかるのか、といった話や実際に家を購入した人がどれくらい検討期間を設けていたか、についてお伝えしたいと思います。 物件購入の流れ まずは物件購入の流れをざっくりまとめます。 勉強会やセミナーなどで、必要な知識を身 ...

時事・知識・マインド

2020/10/9

資産価値の高い不動産を選ぶための考え方

オフィスのデスクより、 土地は放っておいても値上がりするという不動産神話説も今となっては遠い昔。 家余り問題や人口減少問題を抱える現代では、不動産も格差が広がっていく局面にいます。 最近、私も営業で昔よりも将来の資産価値を気にする方が増えているように感じます。 そこで資産価値の高い不動産をどうやって見分ければいいのかを考えてみたいと思います。 資産価値の高い物件とは何か? 資産価値の高い物件の条件として、まず流動性があることです。 流動性とは売りたいと思った時に、ちゃんと売れてくれることです。 売りたくて ...

物件選び

2020/10/8

一戸建てを探すのであれば、工法や構造に注意が必要

オフィスのデスクより、 ここ最近、中古マンションの相場上昇や、コロナによるリモートワークの普及を受けて中古戸建が人気になっているそうです。 ただし、不動産の取引難易度としては中古戸建は結構高めです。 マンションは比較的定型的な取引になるので、気を付けるポイントさえ押さえておけば経験が浅くても取引は出来ます。もちろん将来の資産価値の判断など、別の難しさはあります。 しかし中古マンションに対して中古一戸建ては、それなりの経験や知識が必要になります。ここでいう経験や知識とは、売主側の業者で必要になるものとは性格 ...

時事・知識・マインド

2020/10/4

知っておくと便利!謄本の見方

オフィスのデスクより、 不動産の歴史は、登記簿謄本を見ることで分かると言われています。 ただ住宅を探す中で、謄本などを資料としてもらうことも少なく、重要事項説明書の説明をうける時に、初めて見るという方も多いと思います。 プロである私たちにとっては調査の上でも重要になる書類ですが、今日は謄本の見方についてお伝えしたいと思います。 謄本は3部構成になっている まず大雑把に謄本を見ると3つの項目に分かれます。その項目は 表題部 権利部(甲区) 権利部(乙区) それぞれについて実際の謄本を見ながら説明していきます ...

時事・知識・マインド

2020/10/2

仲介手数料のプラス6万円って何?

オフィスのデスクより 売主から直接購入するのではなく、仲介業者を挟んで物件を購入する時にかかる費用で、仲介手数料というものがあります。私も含め仲介業者の売上に相当する部分になります。 手数料は物件価格によって変わるのですが、その計算式は「物件価格×3%+6万円」が上限となります。 質問をたまに受けるのですが、「この6万円ってなんですか?」というもの。確かに気になりますよね。私も若き頃、この業界に入って何だろうと思ったものです。 この6万円が何かを知るためには、まず不動産仲介手数料で決められている手数料を見 ...

時事・知識・マインド

2020/10/1

非公開物件ってあるの?表に出てくることはあるの?

オフィスのデスクより、 弊社では、コンサルティングに力を入れていることもあり、顧客に物件を探してきてもらうスタイルです。(Selfinなどを活用して自動化しています) そんな中で「たまに表に出ていない物件があったら紹介してください」と言われることがあります。 そこで今回は、表に出てこない非公開物件について、不動産業界の実情と合わせて、お伝えしたいと思います。 非公開物件って本当にあるの? よく非公開物件という言葉は、お客様でも不動業者の広告やHPなどでも見かける言葉ですが、非公開物件はあります。 しかしな ...

住宅ローン

2020/9/28

なぜ、住宅ローンの全期間固定金利を取り扱っている金融機関が少ないのか?

オフィスのデスクより、 住宅ローンの金利には変動金利と固定期間選択型金利、そして全期間固定金利の3種類があります。 変動金利と固定期間選択型金利については、過去10年間ほとんど変わっていませんが、全期間固定金利は比較的動いていて、特にここ最近は上昇傾向にあります。 全期間固定金利は借りている間中、金利が変わらないので、家計にとっても安心感があり、弊社の顧客は全期間固定金利を選ばれている方が多いです。 それでは実際に全期間固定金利を扱っている金融機関を探してみると、意外と扱っている金融機関が少ないことに気が ...