オフィスのデスクより、
早いものでもう3月、暦の上では春ですが朝晩は冷えますね。ただここ何日かの昼間は春のような暖かさもあります。
3月は住宅の引渡しなどを控えている方も多く、金利動向はいつも以上に気になるのではないでしょうか? 僕のメールにもすでに何件か問い合わせが来ております。
ということで、どこよりも早いフラット35の金利情報です。3月はどうなったのでしょうか? 早速見ていきましょう。
フラット35の2017円3月金利は以下の通り()内は前月比
返済期間 21年以上35年以下
融資率9割以下 金利1.12%~(+0.02%)
融資率9割超 金利1.56%~(+0.02%)
返済期間 20年以下
融資率9割以下 金利1.01%~(+0.02%)
融資率9割超 金利1.45%~(+0.02%)
2月と比べると少し上がっています。上がったというよりは、1月から2月にかけて下がった分が元に戻った感じです。
三菱東京UFJ銀行も確認しましたが、同じように上がっていました。
トランプ大統領が就任してから、一旦下げたのですが元に戻ってしまいましたね。イマイチ方向感のない金利情勢です。
トランプ大統領の打ちだした財政政策はインフレに誘導されるものであったので、その期待から長期金利は上がっていました。しかしその後の実行について疑問も残り、はっきりとした方向感が打ち出せていないのが原因かもしれないです。
しばらくは方向感なく上がったり下がったりを繰り返すのでしょうか。
とは言っても世の中は歴史的な低金利。バブル期の住宅ローンの金利が変動で8%を超えていたことを思えば、今は恵まれています。
住宅ローン金利に一喜一憂しながらも、正しい住宅探しをしていきましょう。
宮田明典