住宅ローン

住宅ローンの金利を考えるなら「実質金利」に注目

2019年6月11日

宮田明典(ハウスクローバー株式会社)

宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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オフィスのデスクより、

住宅ローンを比較する際に、まず見るのが金利だと思います。

よく10年固定で○.○%とか35年固定で△.△%と表記されているものです。

しかし、実際に住宅ローンを借りる時は諸費用であったり、保証料であったり、別途団体信用生命保険料がかかるものもあります。

ここではまとめて諸費用と呼びますが、借入れる銀行によって大きく違ってきます。

諸費用を含めてお得なローンを探す

多くの人は表面的な金利の安さで住宅ローンを選んでしまうことが多いと思いますが、諸費用を加味すると「実質金利」が逆転してしまうケースは多々あります。

実際の計算はややこしいので、以下のサイトを利用します。

※ちなみにこのサイトは3つまでの金融機関を一度に比較することが出来る優れものです!

http://www.simulation.jhf.go.jp/type/simulation/hikaku/openPage.do

実際に例を挙げて計算してみましょう。

よく銀行の手数料や保証料の計算で多いのが、「借入金額 × 2.16%」というもの。

例えば借入金額3,000万円、借入期間35年、金利1%の場合は、手数料は64万8,000円になります。

この実質金利を計算してみると1.132%となり、0.132%のコストアップ要因になります。

実質金利だけでなく、使い勝手や団信の内容も重要

金利面だけでなく、実際の生活面で使い勝手がいいかどうかも地味ですが重要だったりします。

例えば職場によっては振込指定のあるところもありますが、そうでない場合振込手数料が別でかかったりしますし、そもそもATMが住んでいるエリアや職場周辺にない場合も使いにくさはあります。

また住宅ローンに付帯する団信にも色々な補償内容があります。大きな借入金額になる住宅ローンでは、何かあった時の保障も大きなポイントではないでしょうか。

ここで言いたいのは、表面的なところだけで判断するのではなく、色んな側面から比較検討しましょうね、ということです。

あなたが借りようとしている銀行は、本当にお得ですか?

宮田明典

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ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
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多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。 自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。

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