オフィスのデスクより、
「住宅ローンを選ぶ時、あなたはどんな基準で選びますか?」
こうやって聞かれたらあなたは何と答えますか?
金利と答える方は多いと思うのですが、金利といっても色々ありますし、その他にも価値観やライフスタイルに基づいた切り口もあります。
いざ住宅ローンを決めるとなったときに、少ない時間の中で少しでも自分にとっての正解を選びやすいように、この記事では住宅ローンの選ぶ時の3つの視点についてお伝えします。
この記事は動画で閲覧することもできます。
⇒ 動画で見る(Youtubeにジャンプします)
金利
まずは多くの人が考える視点「金利」があります。
変動金利や固定金利もありますが、色んな諸費用を考慮した上での「実質金利」という考え方もあります。
銀行によって事務手数料以外にも保証料がかかったり、かからなかったりしますので、見た目の金利は高くても実質金利で考えると実は安いということもあります。
また長期間固定となると、取り扱っている銀行も限られてきます。
リスクをとるのか、安定・安心を取るのか、家計の安全度はどれくらいあるのか。
借りる方の考え方もあるのですが、ライフプランニングをすることで、どれくらいのリスクを取れるのかが分かります。
団体信用生命保険の保障内容
団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りるときに、金融機関が契約者となり、住宅ローンを借りる人を対象に加入する生命保険です。
万が一のときに、保険から住宅ローンの残債が支払われるので、まさしく保険としての意味合いです。
一昔前であれば、死亡・高度障害くらいの内容だったのですが、最近ではがんと診断されたら保険が適用になるものや、三大疾病で入院したら適用されるものなど、かなり保障が幅広く、出やすいタイプのものも増えてきました。
独り言ですが、最近はDNA検査でなりやすい病気などが分かるそうです。しかも病院に行くことなく調べられるそうです。
日本ではまだ告知の対象となっていないので、あまり大きな声ではいえませんが、もし特定の病気の可能性が高いと判定されたら、保障という切り口もアリかもしれませんね。
使いやすさ
使いやすさは、ライフスタイルによると思います。
例えば大手流通小売系の住宅ローンを契約すると、その系列のショッピングモールなどでの買い物が毎日割引がきくとか、大手都市銀行系ならコンビニなどでの引落手数料が無料になるなど、付随的なサービスがあります。
人によっては、こういったサービスを利用できた方が金利が多少高くても得になる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
あなたの価値観やライフスタイルで正解は変わる
住宅ローンを借りっるとき、すでに借りている知人などに話を聞く方も多いと思いますが、住宅ローンは借りる人の価値観やライフスタイルによって正解は変わるので、人それぞれです。
あなたもこれから住宅を探すのであれば、ぜひ住宅ローンもどんな視点で借りようか、事前に考えておいた方がいいかもしれません。
宮田明典