オフィスのデスクより、
この仕事をやっていて、神経を擦り減らすことがいくつかあります。
一つは価格交渉。
そしてもう一つが住宅ローンの審査です。
すべてのケースで神経を擦り減らすわけではありませんが、なかなかしんどい時もあります。
今日はこの二つのうち、住宅ローンのケースをお話したいと思います。
住宅ローンの事前審査の結果が「△」!?
住宅ローンの審査をする上で、一番最初に事前審査というものを通します。
そして審査の結果は通常、「承認」か「否決」のどちらかになります。
しかし、フラット35では、この二つ意外に「留保」というものがあります。
「承認」でも「否決」でもない中間、つまり「△」な回答なのです。
これは銀行には無い、フラット35の独特の仕組みなのです。
フラット35の仕組み
なぜこのようになるのかを説明します。
フラット35と聞くと、金融機関と考えてる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、フラット35銀行などの金融機関ではなく、住宅支援機構という公的な機関が運営をしています。
ただフラット35の申込を住宅支援機構が受け付けることはありません。
実際の申込の窓口は銀行であったり、住宅ローンを専門に扱う「モーゲージバンカー」と呼ばれる会社になります。
つまり、フラット35は申込先が銀行であっても、銀行はフラット35の代理店のようなものになります。
この形態がフラット35で「留保」という特殊な回答を生じさせる一因なのです。
ちなみに通常の金融機関は、金融庁管轄ですが、住宅支援機構は国土交通省の管轄です。
監督省庁が違うということは、審査の内容もそれだけで大きく変わるということなんです。
「留保」のその後は?
この「留保」という回答は、僕自身の感覚であればそこまで多くないですが、世間的には8割くらいが「留保」になるそうです。
事前審査を行う銀行としては「承認」か「否決」が判定しきれないので、住宅支援機構で本審査してくださいという意味合いです。
個人信用情報は事前審査の時に銀行で確認します。
そこで、少し微妙なときに「留保」になることがあります。
その他にも、新築や注文住宅などで物件に疑義が残る場合も「留保」になることがあるそうです。
また以前に審査を出していて、否決になったことがある場合も「留保」になると聞きます。
しかし、実際のところ理由については想像の域を出ません。
通常であれば、事前審査が「承認」であれば、売買契約が出来るようになります。
しかし「留保」の場合は、先に本審査をしなければきちんとした回答にはなりません。
通常事前審査であれば1~2日くらいで結果は分かりますが、本審査には1週間くらい時間がかかります。
この本審査を待っている時ほど、神経を擦り減らします。
もちろん、それは営業の僕だけでなく、お客様も同じように、いや、それ以上に神経を擦り減らしています。
それだけに、本審査で「承認」が下りた時の喜びと安堵感はすごいです。
さりげなく「家を買う」という言葉に実はこんなドラマがあったりします。
今日はほんの少しだけ、そんな「家を買う」、裏側をご紹介させていただきました。
また色んなドラマをご紹介していこうと思います。
宮田明典