時事・知識・マインド

住宅はやっぱり不景気に強かった⁉

2020年4月21日

自宅の書斎より、

昨晩、「感染列島」という映画が気になり、見てみました。

相当ショッキングな内容で、夢に出てきそうな内容でした。。。

2009年の映画で、このころはまさか本当にこんな世界が来るなんて誰も思ってなかったかもしれません。

この映画ほど酷い状況ではないにしろ、先週、緊急事態宣言が全国に拡大されました。

不動産業界では、大手をはじめ多くの不動産会社が店舗営業を休止しました。

本当は売ったり買ったりしたい方たちもたくさんいる中で、こうも人やモノの動きが止まってしまうのも、もどかしい気持ちでいっぱいです。

ただ今はこの騒動が落ち着いてくれることが先決なので、ぐっと我慢です。

そんな中、少し時間があったので、不動産の成約データで昔のころのものを見てました。

一つ前の大不況と言えば、「リーマンショック」です。

あのころは不動産会社に勤務していましたが、事業系はおそろしいほど価格が下がりましたが、住居系はそこまで下がったイメージがありませんでした。

感覚的にはそう思っていても、実際の数字はどうだったのだろうと思い、好奇心から見てみました。

名古屋市の中古マンションの平均成約㎡単価です。

  • 2007年 20.6万円/㎡
  • 2008年 21.0万円/㎡ ←この年の9月にリーマンショック
  • 2009年 20.0万円/㎡
  • 2010年 20.6万円/㎡
  • 2011年 20.9万円/㎡

じゃあ土地(住宅地)はどうなんだとうと思い、こちらも調べてみました。

  • 2007年 9.7万円/㎡
  • 2008年 9.8万円/㎡ ←この年の9月にリーマンショック
  • 2009年 9.4万円/㎡
  • 2010年 9.2万円/㎡
  • 2011年 11.6万円/㎡ ←イレギュラーな数字が入ったため、この年だけ少し上がった

本当に下がってないなというのが、正直な感想です。

ただ住宅地や実需(自分で住む用)の不動産であって、商業地や事業用の不動産はダダ下がりです。

再三このブログなどでもお伝えしていますが、人が住むために買う不動産は、そこまで大きく相場の影響を受けません。

賃貸とくらべたときの持ち家の合理性は、好景気であっても不景気でもあまり変わらないものです。

(ちなみに賃貸も住宅用に賃料はほとんど変動しましせん)

よく、ニュースなどで「不動産の投げ売りが始まった」とか「今は空前の買い場」とか、いろんなポジショントークが飛び交っていますが、そもそも事業系と住宅系がしっかり線引きされていない記事も多くみられます。

あまりそういったニュースに惑わされずに、あなたのタイミングで購入していけばよいかと思います。

それよりも、1日でも早く落ち着いてほしいですね。

宮田明典

P.S

「感染列島」がもし気になる方がいたらこちらに詳細はっておきますので、チェックしてみてください。色々と考えさせられる系の映画です。

→ 感染列島

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