オフィスのデスクより、
先週は、社員の研修同行のため東京に出張しておりました。
最近はよく東京に出張しているので、東京の電車にも強くなってきました。
行き始めたころは電車の乗り換えとかで四苦八苦していたのを思い出します。
今でもスマホの路線検索は欠かせないアイテムとなっておりますが。
ここ最近、政府が推し進めようとしている女性の社会進出。
都会の方が女性の社会進出も進んでいて、共働き世帯もきっと多いのだろうと思っていました。
あなたは、どんな印象をお持ちですか?
実は都会の方が共働き世帯って少ないんです。
少し前になるのですが、2010年の国勢調査の結果では、1位はなんと山形県。
2位は福井県、3位は島根県、4位は富山県、、、、と、意外にも地方都市の方が共働き率は高いんだそうです。
てっきり地方は勝手なイメージですが、専業主婦の方が多いと思いこんでいました。
ちなみに東京都は、44位。なんと下から4番目です。
そして我らが愛知県は、35位。下から数えた方が早いくらいです。
これには、都会ならではの待機児童の問題であったりとか、両親と離れて暮らしていることから、育児に協力が得られにくい環境ということも影響しているかもしれません。
しかしながらこれから少子高齢が進む中で労働力の低下が進む中でその働き手でもある女性の社会進出は必要不可欠であることから、政府も色々とやっていますね。
この間の配偶者控除の議論が先延ばしになってしまったので、政府の本気度もいかほどかと感じますが。
ともかく、これから共働き世帯は今も増え続けており、世帯数としても1000万を超えています。
今後もこの傾向は続いていくでしょう。
家を買う時にも、専業主婦のご家庭(パート含む)なのか、共働き世帯なのかによって、ご提案する住宅ローンの種類も変わってきます。
連帯債務型と呼ばれるものが一番多いですが、共働き世帯で一番メリットが多いと感じているのは「ペアローン」というものです。
ペアローンとは、ご主人と奥様がそれぞれの名義で住宅ローンを借りるというものです。
両者それぞれが各自の借入額分の債務を負います。
事務手数料は2人分かかりますが、夫婦それぞれが団体信用生命保険に加入できて、住宅ローン控除も受けられます。
もしあなたのご家庭も共働き世帯であれば、住宅ローンの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?
宮田 明典
P.S
共働き夫婦の住宅ローンの詳しい考え方については以下の記事も参照してみてください。
⇒ 住宅ローンの収入合算 共働き夫婦にとって最適な組み方とは?
宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー。
ハウスクローバー株式会社の創業者兼CEO。
また同時に業界歴15年以上の現役不動産エージェント。
相談は全国から毎年300組以上、実際の売買もサポートするエキスパート。
多くの人から受ける相談内容と不動産業界の現状にギャップを感じ、住宅購入に必要なサービスと優良な不動産エージェントのネットワークを構築したプラットフォーム「HOUSECLOUVER」を企画運営。
自身が情報を発信しているYoutubeやブログは多くの住宅購入者にとって欠かせないバイブルとなっている。
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